二階のベランダに面した木製の
雨戸敷居と鴨居や戸袋が劣化して
雨戸が外れて落ちてしまいました
木製で作り直すこともできますが
これから先のメンテナンス負担を
減らしたいとのご要望でアルミ製の
雨戸一筋に交換することになりました
現況の窓サッシはそのまま利用するため
窓サッシ寸法に合わせた特注雨戸一筋を
メーカ制作し準備します
横並びの雨戸一筋ですが板庇(いたびさし)で
屋根をつなげた造りになっており
モルタル外壁を壊さないように慎重に解体し
アルミ枠を組み込みます
外壁の取り合いはコストと雨仕舞(あまじまい)を勘案し
捨てシーリングを施した木下地を造り
制作板金で加工取付しカバーしました
スムーズに軽々と雨戸が動くようになり
外れる心配もありませんよ
取り合いの防水処理も二重にしてありますので
雨漏りの心配も大丈夫だと思います
お声掛け頂きありがとうございました
:木造戸建て:(工事費 掃き出しサイズ特注雨戸一筋2セット+解体撤去+取付調整+板金工事+廃棄処分費など 約¥40万)

工事前

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工事中

工事中

工事中

工事中

工事中

工事中

工事中

工事中

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工事後

工事後

工事後
台風の強風でアルミカーポートの
ガラス繊維入り塩ビ製小波板屋根材が
剥がれて無くなってしました
過去にも割れたり剥がれたりして
部分的な張り替えをしたことが
多かったとのことで
長く持つ素材での改修をご要望されています
トタンの小波板は強度は高くなりますが
日差しを通さずカーポートが暗くなるので
ポリカーボネート製の小波板を用いて
張り替えることになりました
屋根の途中でジョイントが発生しないように
長尺の特寸で発注し準備します
私たち本職が使用する波板は
DIYを想定したホームセンター品や
ネット販売製品ではないことと
台風被害改修による供給過多で
製品入手までしばらくお待ちいただきましたが
きれいに張り替えが出来ました
今度の屋根材は台風が来ても
雪の重みがかかっても
そう簡単には壊れませんよ
ご用命下さいましてありがとうございました
:アルミカーポート屋根:(工事費 カラーポリカーボネート波板+ポリカ樹脂フック+施工費など 約¥10.6万)

工事前

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工事中

工事中

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工事後

工事後
台風上陸の際、夜中に衝突音がしたが
真っ暗で風雨も強くとても危ないので
通過後の早朝に外に出たところ
雨樋の破損に気が付いたと連絡を頂きました
よそから飛来してきたプラスチック製ゴミ箱が
二階の軒樋に激突した様子です
保険補償を利用した修理をお望みで
被害箇所のみの修理となりますので
残置部分の樋型番を調査していたところ
屋根の平型スレートも割れているのを発見しました
部分的な修繕が出来るように
適合する雨樋と屋根材を手配し
部分足場を組み立てて準備します
不具合箇所と周囲を慎重に切り離し
うまく組み込むことが出来ました
よそからの飛来物の激突による被害でも
台風などの自然災害の場合は
発生元のお宅に修繕補償を求めるのは
難しい場合がほとんどです
今回もゴミ箱の持ち主の特定はできていません
風害補償付き保険にご加入されていて
本当によかったですね
:木造戸建て:(工事費 足場架け払い+屋根材部分交換+軒樋部分交換など 約¥11万)
※保険補償を受けられたため自己負担はありませんでした

工事前

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工事中

工事中

工事中

工事中

工事中

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工事後

工事後
台風の後から屋根で異音がするとの
ご連絡を頂き伺いました
下屋根を調べると端の板金が浮き上がり
パタンパタンと打楽器のように鳴っています
平葺き板金屋根の端部は
広小舞(ひろこまい)や
登淀(のぼりよど)という木下地に
板金役物(ばんきんやくもの)を固定し
その役物と屋根板金をかみ合わせて納めてあります
木下地から引きちぎれ飛ばされたのか
役物は無くなっています
これ以上剥がれないように仮固定し
職人さんに屋根板金や役物を
成型加工してもらいます
木下地を交換し役物を取り付け
下葺き材を差し替えてから
板金屋根を組みかえました
屋根材は重なり合っていたり
組み合わせてあったりしているので
一部の不具合を放置すると被害箇所が
拡大してしまうケースが多いです
早くご相談頂けたので
部分的な修繕だけで済んでよかったです
:木造戸建て:(工事費 役物板金成型加工+屋根板金成型加工+下葺き材差し替え+木下地修繕+板金工事費など 約¥11,5万)
※保険補償を受けられたため自己負担はありませんでした

工事前

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工事後

工事後

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