2回に分けてご紹介させて頂きますね
床がふわふわするとご相談を受けました
現地にお伺いし確認すると
廊下のフローリングの一部が
ふわふわして踏み抜けそうです
また、LDKの床の一部も沈み込むように
ふわふわしています
とくに廊下の方は経験上
床の下地強度も無くなっている様子です
周囲を調べてみると
隣接している浴室があやしいです
浴室を調べると
職人さんが施工したのとはあきらかに違う
防水シーリングを打設しています
今はお亡くなりになったご主人様が
ご生前の時にタイルにすき間が出来たので
ホームセンターで資材を仕入れて
DIYで行ったそうです
とりあえず
フローリングが抜けてしまう前に
床の改修を行うことになりました
フローリングが巾木や壁の中に入り込んでいるため
剝がして張り替えるとすると
壁の改修も必要となり
壁の補修やクロスの張り替えも発生します
浴室も直す費用を残すため
壁の改修を行わない方針で
フローリングの増し張りを行うことになりました
増し張り可能なフローリング材の
お選びいただいた色柄の材料を準備し
増し張り開始です
床下地が傷んでいる廊下は
床を切り取って確認すると
やはり浴室からの漏水が原因で
根太、根太掛けは腐食して
紙のように薄くなっていました
下地を交換、補強し
ベニヤ板を張り替えて
廊下もLDKも
フローリングに専用ボンドを付けて
既設のフローリングと一体化させていきます
段差となって切り口が見える箇所には
専用見切りや後仕上げ上がり框を組み込み
床の改修は終了です
ふわふわも全く無くなり
安全、安心な床になりました
次回は床不具合の原因だった
浴室の改修工事をご紹介します
:木造戸建て:工事費(廊下約9.94㎡+LDK26.50㎡のフローリング増し張り+付帯工事+下地補強など 約49.5万)