ご長寿のご家族様と同居されているお宅です
歩行に不安が出てきたお母さまの為に
ご主人様ご自身で廊下に手すりを造ってみましたが
数日でぐらぐらになりとれてしまいました
廊下の壁は細い木組みの上に
石膏ボードが張り付けられた薄い間仕切り壁で
壁自体も手すり設置を想定していない仕切り壁です
手すりは体を預けるのでとれたりすると
重大な事故につながりかねません
壁の一部を剥がして板に張り替え
さらにベース材に接着剤をつけて
壁と一体化して強度をさらに増し
新しい手すりを設置しました
コストダウンの為、手すりを新設した面のみ
クロスを貼り替えて補強した壁の美観も確保しています
ご存じない方が多いと思いますが
住宅内での事故によりお亡くなりになられるご高齢者様は
交通事故にあわれるよりはるかに多いのが実情です
今度は安心して手すりを利用し
お散歩などを楽しんでくださいね
:マンション専有部:工事費(壁補強+手摺部材+手摺金具類+大工工事+内装工事など 約9.5万)