台風で屋根の板金が取れて
軒天の一部が剥がれてしまいました
こちらのお宅の屋根は
平型化粧スレート葺きで
大屋根、下屋根の棟部の納まりは
棟包板金納め(むねつつみばんきんおさめ)
という仕様になっています
スレートを葺き上げて
貫という板材を打ち付けた上に
棟形状に加工した棟包板金材を
取り付ける納め方です
貫板にも痛みが見受けられるので
棟包の下地板を打ち替えてから
板金を交換します
また、母屋下がり(もやさがり)になっている
屋根妻部のケラバ板金も差し替えました
併せて部分足場を組み立てて
軒天を張り替え、軒裏換気口も交換しました
とりあえず鳥や虫の侵入や
雨漏りの心配はなくなりました
今回は火災保険の風害補償を利用した改修のため
直接被害を受けた箇所のみの部分改修でしたが
屋根全体の劣化も見受けられますので
屋根の全面改修もご検討くださいね
:木造戸建て:(工事費 棟下地交換+棟板金交換+ケラバ板金取付+部分足場組立+軒合板張り替え+部分塗装+換気口交換+付帯工事など 約¥35万)
※保険補償を受けられたため自費負担はありませんでした